日本のインターネットが終了する日

携帯電話のネットは総務省の物だからどうぞご自由になさったら結構でしょう。でも、僕らの自由なインターネットまで同じようにされたのではたまったものではない。
「PCもケータイ同様に!」という勢力に対して、ID送信の何が問題で、どうしてインターネットではそれをやってはいけないのか、いつでもすぐに30秒で説明できるよう、構えておかないといけない。
セキュリティ関係者にさえ「IPv6だって……」「cookieだって……」などと言い出す人がいるような状況では、日本のインターネットをケータイWebと同様にする議員立法の動きがもし始まったら、もう止めることはできないのではないかと不安になる。

http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20080710.html

自分用30秒まとめ

ある通販サイト等で住所氏名Xと契約者固有IDを送信
そのサイトから住所氏名Xと契約者固有IDの対応表が流出
その後契約者固有IDを送信してアクセスするサイト(=全サイト)で住所氏名Xである人物からのアクセスであることがわかる
また以前のアクセスであっても、ログの契約者固有IDから住所氏名Xである人物であったことが遡って判明する

第一者cookie

そのサイト内でのみ、固有IDをともなった行動を見せていることになる

三者cookie

imgやflashを埋め込ませてもらっている複数のサイトの範囲内で、固有IDをともなった行動を見せていることになる

IPv6

固有のIPアドレスの他に、数日で変化するTemporary Addressを使うことが出来る